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文化交流委員会主催 第四回 「森林フェスタ」開催

平成21年12月5日(土)、雲行きの怪しい天候の中 「第四回森林フェスタ」が開催されました。

 今回はご家族全員を始め、ご夫婦、お友達同士、お母さんと娘さんやお父さんと息子さん水入らず、また人事部長さん自ら新人さんを率いて研修の場として活用されるなど、バラエティに飛んだ参加者の皆さん、8社30名で東京駅を午前八時に出発しました。


バスの車内では、三井物産フォレスト鰍フ皆さんが、亀山山林の紹介。何と、約47ヘクタールで、日比谷公園の5倍の広さだそう! 主に1960年代に植林された杉やヒノキの人工林で、当時は会社の財産として山林を保有していたのですが、時代が変わるに連れてCSRの一環として、大切に保護されています。

参加者の皆さんやスタッフの自己紹介で、あっという間に現地に到着。途中、野生猿と遭遇し、気分は最高潮。バスを降りたら、山の入口まで 5分ほど歩きます。

途中こんな綺麗な紅葉が

山に入るには、十分な準備体操が必要です。皆で仲良く、朝一番の硬い体をほぐします。イッチニ

ここから、4つの班に分かれた参加者は、自然観察と間伐チームに2班ずつ分かれて別行動です。
(後に相互に交替します)

まず、自然観察チーム、森林の中へ。急な山道も登ります。

三井物産フォレスト鰍フ社員の方がガイドを務めて下さいます。
専門的な説明に皆真剣に耳を傾けます。

子供達に鋭い質問を浴びせられ、ガイドさんもタジタジ?

コゲラ、自生のカンアオイ・エビネ等の普段見ることのできない動植物が見ることができます。

森林の中には、風で飛んできた種子が植え付き、発芽し、育っている植物も。右:ヒサカキ 左:もみの木

約20分森林を散策し、最後は"森の会議室"で座って講義を聞きました。その後ここで昼食。

一方の間伐チーム。

伐採は、弱い木を切る事で 強い木をより強く成長させる為に必要な作業。三井物産フォレスト鰍フスタッフの皆さんのアドバイスを受けながら切る木を決めます。

目星がついたら、いよいよ伐採です。初めは、倒したい方角に倒れるよう幹に三角に切り込みを入れます。写真は お父さんと初めての伐採をする娘さん。

生の木を切る機会は滅多にないので、皆さん大興奮。結構力が要ります。

上方の部分が他の木と重なってしまい(掛かり木)なかなか木が倒れず、必死に引っ張るチームも。

皆で力を合わせて、やっと倒した達成感。いい思い出です。

皆で力を合わせて綱を引っ張り、倒れた木の年齢を数えます。木も若い時は成長度合が大きく年輪の幅も広いのですが、年齢を加えるに連れてその幅は狭くなっていきます。判ってはいたものの、改めてその証拠を見るとショック?!

その後、倒れた木の丸太切り。切ったばかりの木の香り。瑞々しい!

雨が降る前に、参加者全員での集合写真。

最後は、清和県民の森での お楽しみのバーベキュー。
何とか持っていた天気が崩れ一時大雨に見舞われましたが、スタッフが心を込めて作った豚汁で心が温まりました。

初めはお肉を焼くのに必死だった参加者の皆さんも、お腹が満たされていくに連れ会話も増え、笑い声があちこちで聞こえる楽しい会となりました。

1班

2班

3班

4班

ヒノキの丸太切りも体験。切ったヒノキは、皮を剥いてお土産に持って帰ることが出来ます。すがすがしいいい香りです。

最後は、参加者全員で力を合わせて、洗い物やゴミの分別など後片付け。

帰りのバスの中では、皆さんぐっすり。

海ほたる経由で、19時 無事解散場所の東京駅に到着しました。

参加者の一部の方に感想を伺ったところ、普段見ることが出来ない動植物を見ることが出来たり、生の木を切り、倒すという貴重な体験が出来たことがとても印象的だったとのこと。お子さんと参加された方は、普段ご自宅でされている"エコ""自然"に関する教育を、実際に体験させることが出来、とても良かったとおっしゃって下さる方もいて、スタッフ一同大喜び。

尚、第三回に続き、今回も参加費用の一部を現在キャンペーン中の"盲導犬募金に協力。

収益金22500円を日本盲導犬協会に寄付いたしました。

この場を借りて、参加者の皆さん、ご協力ありがとうございました。


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