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東京三栄会文化交流委員会 一龍斎貞花 講演会

東京三栄会文化交流委員会では、7/29(木)、講談師・一龍斎貞花師匠をお招きして、ビジネス講談を開催いたしました。




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五代目・一龍斎貞花師匠は、古典ほか福祉講談など幅広い講談ジャンルをお持ちですが、特に戦国武将など歴史上の重要人物の人生をヒントに経営者やリーダーのありかたを説く「ビジネス講談」が多くのビジネスマンの共感を呼んでおり、多くの企業の研修や講演会で好評を得ておられます。29歳でサラリーマンより転身し講談師になられたとのことで、実際にビジネスの現場を経験された上でのお話には、説得力があります。


今回ご用意いただいた演題は、日本近代商法の先駆け「越後屋」から、日本最初の商社結成「坂本龍馬」へ。 大河ドラマで人気の「坂本龍馬」、そして、三井物産をはじめとする商社を取り上げるとあって、三井物産本店地下1F多目的ホールには大勢の会員企業の社員が集まりました。近年メディアで歴史好きの女性が「歴女」として取り上げられることも多いですが、女性の参加者も多く参加されました。


お話は呉服屋「越後屋」創業者・三井高利の時代より、どのようにして三井財閥の基盤と三越ができたかに始まり、財閥解体を経て龍馬の時代を巡り、大政奉還、日本最初の海軍商社の結成へと三井と商社の歴史を軸に進んでいきました。時代を動かした重要人物の人となりや功績、遺した言葉などのエピソードを掘り下げ、そこにビジネスマンとして、経営者として多くのヒントがあることに気付かせてくださいました。



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はっきりとした口調でテンポよく、またターニングポイントとなった事件では迫力ある語りが入り、気が付けばあっという間に1時間半が過ぎていました。参加者に質問を投げかける場面もあり、最初は緊張した面持ちであった参加者の皆さんも、戸惑いながらも楽しく場に引きこまれていったようです。



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「とにかく元気でいましょう、元気を出しましょう!」師匠のお話は、参加者への温かい励ましで満ちていました。参加者からも多くの拍手が贈られ、盛況な講演会となりました。


参加されなかった方も、多くの著書を出されていますので、興味のある方は書店で手に取ってみてはいかがでしょうか。




三栄会広報委員(三井物産スチール/濱岡 晶子)


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