第２４回大会三栄会野球大会 〜ジェイエスキューブ 初優勝！〜
今年は、前年と同じ27チームの参加となりましたが、東日本大震災の影響を考慮し、恒例の前夜祭を自粛しましたので、少々寂しい大会の幕開けとなりました。
開幕日の5月21日（土）は好天に恵まれ、絶好のスタートとなりましたが、その後は隔週で雨天中止となり、予定よりも2週間遅れて、6月18日（土）に準々決勝、6月25日（土）に準決勝と決勝戦が行われました。
ベスト4にはエームサービス（以下エーム）、三国コカ・コーラ（以下三国）、三井物産スチール（以下スチール）の常連チームの他、連戦快勝で波に乗るジェイエスキューブ（以下ＪＳＣ）が新しい顔として加わりました。
準決勝第1試合のエーム対三国戦は6対1でエームが勝利。5回を終わって1対1の均衡した試合も、終盤エームが三国の守備の乱れに乗じて5点を追加し、終わってみれば6対1でエームの勝利。三国の連覇はならず、一方のエームは2年ぶりの決勝進出と明暗が分かれました。
第2試合のＪＳＣ対スチール戦は7対6でＪＳＣが逆転サヨナラ勝利。ＪＳＣは序盤の点の取り合うも徐々にスチールに突き放され、敗色濃厚でしたが、2点差で迎えた最終回2死満塁に見事な逆転サヨナラヒットで初の決勝進出です。
決勝戦は、両者これまでの勢いそのままに前半は点を取り合い、4回を終わって3対3の同点も、その後は両者決め手を欠いて後半は無得点のまま7回終了。決勝戦は2年ぶりの延長戦に突入しました。
延長は膠着状態が一転し、8回表ＪＳＣが先頭の2番青木内野手の内野安打と盗塁で掴んだ無死2塁の絶好のチャンスを続く3番の氏家捕手がセンターに決勝タイムリーを放って勝ち越し。後続打者も手を緩めずに更に3点追加でついに初優勝にリーチです。その裏、エーム最後の攻撃は前回優勝チームの意地で2死1,3塁まで攻め立てましたが、ＪＳＣエースの郡司投手が最後の力を振り絞り、打者を三振に打ち取ってゲームセット。ここにＪＳＣの初優勝が決定しました。おめでとうございます。
大会ＭＶＰは準決勝・決勝を完投したＪＳＣ郡司投手、投手賞は準決勝完投、決勝救援のエーム我妻投手、打撃賞は準決勝で本塁打とサヨナラヒットのＪＳＣ横倉内野手、守備賞は準決勝、決勝で好守のエーム小島内野手、会長賞は決勝戦勝ち越し打のＪＳＣ氏家捕手、がそれぞれ選出されました。
今年は大会期間中2度の雨天中止がありましたが、開催日は猛暑には至らずに好コンディションの中での大会開催となりました。参加選手の皆様、協賛会社の皆様、三栄会事務局の皆様、大会運営にあたられた世話人会の皆様、また過去4年間大会発展にご尽力頂き6月30日付で任期満了される儘田スポーツ交流委員長、に深く感謝申し上げ、第24回大会を閉会といたします。また来年もお会いしましょう。
なお、野球大会の詳細については、こちら 、をクリックいただくと、詳細な情報を御覧頂くことができます。
東京三栄会スポーツ交流委員会 野球部会世話人会 第２４回代表世話人 松澤 孝