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SANEI NEWS

第8回 お酒を楽しむ会〜日本酒・宮城編〜を開催しました


東京三栄会の人気企画の1つ、お酒を楽しむ会が、平成28年3月25日(金)、三井食品株式会社本社の地下会議室で開催されました。毎回楽しい企画ですが、過去6回は、ビール、日本酒など種類という切り口で行われ、7回目以降は地域という切り口で行われています。
今回は「日本酒・宮城編」が開催されました。
金曜日の日本酒という危険なシチュエーションではありましたが、参加者の皆さんは、大いに盛り上がり、大変楽しい時間となりました。

夕方6時半に開会され、先ず、東京三栄会副会長で三井食品社長の藤吉さんからご挨拶を頂き、続いて仙台伊澤家 勝山酒造株式会社の十二代目蔵元伊澤さんから宮城の酒造り、宮城県のお酒の特徴、勝山のお酒についてなどの説明を頂きました。









勝山酒造は、宮城県で現存する唯一の伊達家御用蔵です。
最近では日本酒特集を雑誌やテレビで見る機会も多くなり日本酒の人気も出てきていますが、実際日本酒消費量のピークは昭和48年で、その後年々下降しています。
宮城県酒造協同組合では、昭和61年に「みやぎ・純米酒の県宣言」を行い、美味しさで定評のある宮城のササニシキ100%の純米酒づくりを通じ、宮城の酒の高品質化に全蔵一丸で取組みを始めているそうです。その結果、現在では純米や吟醸などの特例名称酒(いわゆる高級酒)の出荷量における宮城県の割合は88%を占めているそうです。

勝山酒造も高級酒志向の下、全国新酒鑑評会において昭和50年代から昭和の終わり迄に6回、平成元年から平成17年までに8回、計14回の金賞を受賞しており、アメリカ、カナダなど19か国にまで輸出も行っているそうです。
近年では仕込みを三季醸造の1週間に仕込みタンク1本という贅沢な純米酒以上の高級酒のみを醸す専用の蔵を設計し、全ての工程で徹底した温度管理のもとに精密な酒造りを実現、また日本にも数台しか無い「遠心分離器」の導入などをおこない、2015年にはSAKE COMPETITION 2015全国1位を獲得しています。

今回の会では、各テーブルで、勝山酒造の特別純米【緑(えん)】、純米吟醸【献(けん)】純米大吟醸【伝(でん)】と【たまご酒】の試飲をすることができました。






宮城のお酒の知識と共に、試飲した日本酒が体に染み込んだ19時ごろ三栄会会計監事で三井物産フィナンシャルサービス代表取締役の迎田さんの乾杯のご発声により懇親会が始まりました。
会場内では、試飲した以外のお酒が用意されていたり、三井食品が取り扱っている商品の即売会も開催され、会場は大盛り上がりでした。








約1時間の懇親会の後、文化交流委員会高橋委員長より閉会のご挨拶をいただき会は終了となりました。




お土産には、今回の地域が宮城という事で三井物産が支援をしております気仙沼鹿折加工協同組合の「ゴロほぐし塩鮭」「トキばあちゃんのかつお角煮」が用意されており、皆さま一様に明るい笑顔で帰途につかれました。




また、会場では盲導犬募金をお願いしておりましたが、参加者の皆さんから、およそ8,500円の募金がありました。ご協力頂きました皆様に心より感謝します。

文化交流委員会では新企画、「街歩きを楽しむ会」を始めるそうです。第1回は三井発祥の地日本橋を起点に人形町を回るそうです。
今回の応募は既に締め切っているとのことでしたが、今後も場所を変え「街歩き」を予定しているとのことでしたので、ご興味のある方は是非!!






最後に三井食品社の皆様、文化交流委員の皆様、本当にお疲れ様でした。
これからも三栄会が盛り上がる企画を宜しくお願いします。


(報告:文化交流委員会/広報委員会)



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