第11回 森林フェスタ開催
平成28年9月3日（土）に毎年恒例の森林フェスタを開催しました。
今年も三井物産が所有する“亀山山林（千葉県君津市）”で実施しました。当日の参加者は28名、この内小学生3名を含みます。半分の14名の方が初参加でした。
前日まで心配されていたお天気ですが、参加者の皆さん全員が「晴れ男」、「晴れ女」だったようで、青空が広がるとても気持のよい天候のもと行うことが出来ました。ちなみに、この日は帰りのバス乗車中に一時期激しい雨が降ったのを除いて、集合から解散まで雨に降られませんでした。皆様の“ご協力”に感謝いたします。
亀山山林に着いた後、一行は4班に分かれ、間伐体験とクラフト作りを順番に経験しました。三井物産フォレストの社員の説明と先導のもと、樹齢56年、樹高20mのヒノキの間伐をしました。ひとりづつ順番にのこぎりを手にして伐倒しました。倒れた時の音や振動、迫力に驚いた方もいましたが、伐倒後の切り株に手を当てると切ったばかりのヒノキの香しいにおいを嗅ぐことができ、“癒される”と言って、皆さんが順番に香りを楽しんでいました。
間伐の他、枝を使った“森のクラフト”作り体験をしました。三井物産フォレストの社員がサンプルを見せながら作成方法を説明した後、各人が思い思いの作品作りにいそしみました。
工作は小学校以来という方も多かったのですが、皆さんとても熱心に集中して取り組まれていました。
午前中のプログラムを終え、いよいよお楽しみのバーベキューです。亀山山林から40分ほどバスで移動し、“千葉県立清和県民の森”にあるバーベキュー施設で行いました。
三井物産フォレストの山川社長による乾杯の発声のあと、5か所のバーベキューコーナーに分散しました。5か所それぞれで、肉、野菜を焼く順番や、食べる早さ、締めの焼きそばの色合い、味付けが異なり、中には焼きそばに赤ワインを隠し味として使っているグループもありと、実に多種多様で、大いに盛り上がりました。
バーベキュー終了後は全員で集合写真を撮影し、お土産を手にして帰路に就きました（お土産は三井製糖と三井物産フォレストの両社に協力を頂きました。ご協力ありがとうございます）。
途中トイレ休憩を兼ねて、君津市内の“房総四季の蔵、四季の湯”に立ち寄りました。短時間でしたが、地元のお土産を買う方、ソフトクリームを食べる方、足湯につかる方もいるなど、こちらでも楽しんで頂けたようです。
四季の湯を出た後は一路東京駅に向かいました。途中渋滞に嵌らず、予定の18：00過ぎに東京駅丸の内北口付近で降車、解散しました。最後までずっと順調でした。
帰りのバス車中でアンケートに協力を頂きました。参加回数を問わず半数以上の方から“期待以上だった”、残りの方も“期待通りだった”というご感想を頂くことが出来ました。多くの方々に“来年もまた参加したい”と仰って頂けたことが何より有難く思われました。今後更に充実したプログラムにしていきたいと思っていますので、皆様のご参加をお待ちしています。
お天気に恵まれ、怪我や事故もなく無事に終了することが出来ました。事前の企画、下見、準備、当日の亀山山林内での先導、説明、安全管理等について、三井物産フォレストの皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。
（東京三栄会文化交流委員会）