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第3回「街歩きを楽しむ会」〜浜離宮・銀座散歩〜を開催しました


東京三栄会文化交流委員会主催の第3回『街歩きを楽しむ会』が、平成29年4月8日(土)に開催されました。
時折、小雨がちらつく生憎の天気ではありましたが、花粉も少なく(?)、心地よい気候の中、日高会長を含む総勢23名で、プロのガイドとともにSL広場(新橋)をスタート。見所満載の浜離宮、移転問題に揺れる築地を経由し、最後は銀座八丁目から銀座一丁目まで歩きました。




【SL広場→電通ビル】

SL広場から新橋駅地下道を通り、まず到着したのが、何かと話題の電通ビル(2002年竣工、地上48階・地下5階建)。設置されているエレベーターは、竣工当時世界最速も、あまりの速度に役員が恐怖を感じ、速度を落としたのだとか・・・。それでも速いと感じるエレベーターに乗り、到着した46階展望室では、この先向かう浜離宮&築地が一望できました。


■電通ビルから望む浜離宮
電通ビルから望む浜離宮

■電通ビルから望む築地市場
電通ビルから望む築地市場




【→浜離宮】

浜離宮は特別名勝でありながら特別史跡でもあり・・・このダブル受賞(?)は全国でも9ヶ所しかないとのこと。(東京都内では浜離宮のほか、小石川後楽園がこれに該当。)
海水を引き入れた潮入の池から漂う汐の香りを感じながら、浜離宮内をぐるりと一周。満開の桜&菜の花畑、八景山から望む庭園全てが“さすが特別名勝”と感じる絶景でした。


■満開の桜を背に記念撮影
満開の桜を背に記念撮影

■菜の花畑をお散歩中・・・
菜の花畑をお散歩中・・・




【→築地市場(江戸銀本店:ランチ)】

浜離宮前踏切跡(国鉄汐留駅−築地市場間の貨物線跡)、日本三大料亭の1つと言われる「新喜楽」(今だ、店のホームページなどは開設しておらず、機密性が保たれているが故に、直木賞・芥川賞の選考場所としても使用されているとのこと)の前を通り、築地市場へ。時刻は13時を過ぎ、いよいよランチです。(ただ、あまりにも御腹が空き過ぎて、肝心の“ちらし寿司”の写真を撮るのを失念してしまいました。)
こちらで1時間のランチ休憩。参加者自己紹介を含め、暫しの歓談&築地市場場外散策タイムとなりました。


■江戸銀本店(ランチ会場)
江戸銀本店(ランチ会場)

■日高会長(中央)自己紹介中
日高会長(中央)自己紹介中




【→銀座八丁目→銀座四丁目】

御腹が満たされたところで、銀座八丁目へ移動し、銀座一丁目まで横断(縦断?)の後半スタートです。
まずは銀座八丁目のファミリア銀座本店前からスタートし、「銀ブラ」発祥の地と言われるカフェーパウリスタ(明治44年開店)へ。「銀ブラ」とは、当時の慶応義塾大学の学生が流行らせたもので、ブラジルコーヒーを飲みながら会話をすることを指した言葉だそうです。
その後、NHK番組「ブラタモリ」でも紹介された裏路地を通り、最中で有名な空也(当日は既に売り切れでしたが、先んじてガイドさんが予約してくれていたお陰で、試食することができました。ありがとうございます!)を経由して、銀座界隈最古参のバー・ルパン(昭和3年開店)へ。常連客に川端康成や太宰治など歴史を感じる名が連なり・・・。


■ブラタモリ裏路地
ブラタモリ裏路地

■銀座最古参バー・ルパン
銀座最古参バー・ルパン




【→銀座一丁目】

いよいよ街歩きも終盤となり、銀座三越&銀座木村家を横目に見ながら銀座一丁目方面へ。途中、銀座発祥の地(→「銀座」の地名はもともと銀貨鋳造所があり、江戸幕府のために銀貨を作る座組織が由来となっているそうです。ということは、「金座」もありそうですが、金座は地名とはならず、その場所は現在の日本銀行本店とのことでした。奥深い・・・)を経由して、これまた銀座最古参のアパートメントビルとなる奥野ビル、京橋跡を通り、ゴールとなった銀座一丁目駅に到着しました。


■銀座発祥の地
銀座発祥の地

■銀座一丁目駅到着
銀座一丁目駅到着




最後にガイドさんより、スタートからゴールまでの歩数が12,000歩強だったとの報告に併せ、本件主催の文化交流委員会高橋委員長より締めの挨拶として、今後も街歩きの会を含めた三栄会イベントへの積極的な参加を呼びかけて頂き、お開きとなりました。
当日はガイドさんが披露する豆知識に「へぇ〜」と頷きっ放しの、のんびり散歩で楽しむことが出来ました。ありがとうございました&お疲れ様でした!





(東京三栄会文化交流委員会・広報委員会)


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