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SANEI NEWS

2018年「管理職のための目標管理研修」開催


去る平成30年5月14日〜15日、三井物産株式会社人材開発センターにて「管理職のための目標管理研修」が開催されました。

本研修は、仕事をする上での動機付けから出発し、最終的には経営改革に至るまで段階を踏んで目標管理の重要なポイントを身につけていく研修です。 また、三栄会加入各社の社員同士の交流を図り、ネットワークを広げることも目的の一つとしています。

今回は会員企業より10名が参加され、産業能率大学総合研究所の小林茂之先生を講師にお迎えして、研修が行われました。

初日の午前はオリエンテーションで自己紹介をし、目標管理の理解に関してケーススタディーを行い、目標管理とノルマ管理の違いや、目標管理(Management By Objectives)の歴史や内容等を学びました。
午後は目標の重要性から始まり、目標の決め方では、組織運営の基本モデル(人事モデル)、資格・役職要件、能力開発(テクニカルスキル・ヒューマンスキル・コンセプチュアルスキル)、人事サイクル(評価・処遇・育成)を学び、目標管理の設定と過程では、目標設定のポイント、組織からの期待・役割に対する能力開発、双方向コミュニケーションによる目標管理シートの作成等について、グループワークを行いながら学びました。

初日の研修終了後に行われた懇親会では、参加者全員が打ち解け合い、会社の枠を超えて盛り上がりました。

二日目の午前は目標管理の動機付けで目標管理を志すマネジャーの心得(X理論Y理論、人の動機づけ、コーチングスキル)や目標達成の行動過程、目標管理と評価の仕方や注意点について、グループワークを行いながら学びました。
午後はDVD視聴や、事例研究として某会社の問題解決方法についてグループ討議を行い、班毎に発表した後、二日間の研修を振り返り、まとめとしました。

受講者全員が積極的に意見を展開し、活気の溢れる雰囲気の中で各々実りある討議がなされ、今後のマネジメントに活かそうとする姿に各人の意気込みを感じた研修であり、目標管理だけでなく、部下や組織のモチベーション向上にも活かせる実用的な内容でした。

研修後のアンケートでは、「目標管理の手法について具体的に細部まで理解でき、実務でも活用できるイメージが湧いた」、「全範囲で目標管理の仕方、意味が理解できた」、「新人事制度導入を予定していたのでタイムリーな研修だった」、「実戦で活用できる、すぐに実行できる」、「今後どうしていけばよいか方向性が見えて良かった」、「当社の制度と比較でき、良い点、悪い点が分かった」等の好意的な意見が多く見られました。

今後も三栄会では様々な研修を開催致しますので、会員各社からの積極的な受講生派遣をお待ちしています。





■研修風景








■懇親会風景






(第一タンカー株式会社 総務・人事部 渡辺 邦生)


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