2019年「リーダーシップ研修」開催
2019年11月7日（木）～8日（金）、三井物産人材開発センター（湯河原）にて、「リーダーシップ研修」が開催されました。（講師：日本能率協会マネジメントセンター 佐口 直史氏、 受講者：13社32名）
本研修では、中堅～部課長クラスのリーダー（部下を指導する立場にある人）が、部下の指導・育成を振返り、組織目標を達成する為に部下に対して取るべき行動を体系的、実践的に学びました。
例年大好評な研修ですが、今年度は「人を巻き込み、力を引き出して育成しつつ、物事を前に進めていく為の実践的理論とスキルの習得を目指す」を目標に掲げ、本研修を開催しました。
プログラムの前半では、人を動かすための動機形成に必要な様々な要素や、リーダーシップを発揮するために必要不可欠な力を確認し、後半では現場で実践できるよう多くの事例研究（グループワーク）に取り組みました。数多くのグループワークでは、どの場面においても積極的な討議や意見交換がなされ、特に2日目に至ってはかなり白熱した議論になることもありました。また、リーダーシップを発揮するためには、権限だけでなく、権威も必要であることを受講者自身の経験からも納得されているようでした。
一日目の夜に開催された懇親会では、短い時間ではあったものの、非常に多くの方々との関わりを増やすことができていたようです。また、本研修の内容だけでなく、様々な悩みを相談・共有されている方もおり、非常に有意義な懇親の場となりました。
研修直後のアンケートでは、「自分の中で整理できていないかったことについて、じっくりまとめることができた」「自分の傾向がわかり、これからどう振る舞うべきかが分かった。」という意見が多く、受講者にとって非常に満足度の高い研修だったことがうかがえます。
今後も三栄会では「リーダーシップ研修」のみならず、時代のニーズにあった様々な研修を企画/開催していきますので、会員各社からの積極的な受講生の派遣をお待ちしています。
（立会委員 池田 智志（三井情報（株）））