「仕事のマネジメント研修」開催
2021年6月24日(木)、6月25日(金)の2日間、AP新橋（貸会議室）にて「仕事のマネジメント研修」が開催されました。
（講師： 学校法人産業能率大学 総合研究所 経営管理研究所 主席研究員 北山 勝英 氏、受講者： 4社8名）
本研修は「トップよりも現場を知り、現場よりも経営を知る」管理職が、斬新で建設的な課題を形成し、周囲と共有して解決して行く実践力を、ケーススタディや自職場を考える総合演習を通じて養うことを目的として2019年に新規開催し好評を得たものです。新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、今回2年ぶりの開催となりました。
1日目は、4名の2グループに分かれて、自己紹介より始まり、各受講者の仕事の課題抽出やケーススタディを実施し、グループ毎に議論の上でホワイトボードに纏めた内容に対する北山講師からのフィードバック、ならびにリーダーシップや課題形成力を高めるための講義が行われました。アフターコロナのニューノーマルにおける実践的な知見も多数盛り込まれた充実した講義となりました。
2日目も同様に2グループに分かれて、前日の振り返りより始まり、更なる課題形成力を高めるためのグループワーク、フィードバックと講義が行われました。午後はこれまでに習得したことを踏まえて、各受講者の職場の課題に落し込み、総合演習として実践的なグループワークを行うことで、管理職としての課題形成から解決に導くまでのプロセス等を学びました。
受講者のアンケート結果からは、講義は演習中心で自分に足りないリーダーシップを体感することにより様々な気付きを得る事が出来た、全く業種の異なる方々が集まり、普段聞けない視点の意見や話し方を体感でき、凝り固まった思考が和らぎ、視野を広くなったと、研修の目的に沿った内容を習得することができたものと思われます。
受講者の皆様の雰囲気も、講師との応答、グループワークでの議論を通じて、徐々に相互に打ち解け、三井物産グループ間での業種を超えた関係構築が図られたものと思われます。
受講者の皆様、お疲れ様でした。
（立会委員 三井製糖株式会社 大下勝）