三栄会(三井物産グループ)いい仲間 いい仕事 三栄会
三栄会について 三栄会活動計画と報告 三栄会会員紹介 リクルート情報 会員のISO取得状況 三栄NEWS/MBK LIFE
ホーム
SANEI NEWS 第63号



「企業におけるメンタルヘルス対策の基本」講演会開催
〜ニーズの高まるメンタルヘルスケアを経営の立場から考える〜
 三月十六日(水)、「企業におけるメンタルヘルス対策の基本」と題する講演会が三井物産十二階会議室にて開催されました。メンタルヘルス元年といえる程メンタルヘルス問題に対する関心が高まった二〇〇四年ですが、二〇〇五年に入っても引き続きクローズアップされています。
 講師はメンタルヘルスのワンストップサービスを提供する株式会社ライフバランスマネジメントの代表であり、全国の官公庁や企業での講演実績を持つ渡部卓氏。「メンタル」というデリケートなトピックながら、具体的な事例やユーモアを交えた話に、参加者は熱心に耳を傾けました。以下に概略を記載します。

(1)メンタルヘルス対策ニーズ増加の背景・・・労働環境の激変、特にIT活用によるコミュニケーション様式の変化、成果主義の導入、そしてその影響によって心の病による休職者・不調者の増加が続いていることが挙げられる。また、企業の社会的責任・リスクマネジメントの重要ファクターであるとの認識が高まっていることも要因である。企業は従業員とその家族を含めたメンタルヘルスに責任を持ち、しっかりとケアすることが求められている。

(2)日本のメンタルヘルス悪化の現状・・・特にうつ病の実態。二〇〇五年までの五年間でうつ病による通院者は二.五倍、三十歳代の軽症のうつ病・適応障害が急増している。十人にひとりは一生に一度うつ病を経験し、五十人にひとりが過去一年に罹患する。男性よりも女性の方が経験する可能性が高いのも特徴といえる。

(3)社内での対応策は「GNN」・・・うつ病は早期発見できればココロのカゼですむといわれる。そのためにはやはり日ごろのコミュニケーションが大切だが、この点で上司の責任は重大である。社員の六割から七割は何かあると上司に相談するといわれるが、上司も自分自身が忙しすぎて話を聞いてあげる余裕がない。大きなライフイベントがあった後には特にケアが必要なため、人事異動時期には従業員の様子に気を配っていただきたい。とにかく「GNN」、つまり「義理」「人情」「浪花節」の復活が必要。また、特にうつ病に対する上司の注意すべき十箇条についても呼びかけているが、そのうちの@励ましてはいけない、A周りがあまり神経質にならないという点が重要である。

(4)メンタルヘルス対策導入の企業的メリット・・・@生産性低下(勤怠・能率・モラル低下)の防止、Aモチベーションの向上、A不調の予防・早期発見、悪化の防止、B休職した場合の企業・健康保険組合の負担コストの削減などが挙げられる。

(5)メンタルヘルス対策の基本・・・厚生労働省の「心の健康づくり計画」基づいて計画することが基本となる。@セルフケア、Aラインによるケア、B事業場内産業保健スタッフ等によるケア、C事業場外資源によるケア。個人レベルでのメンタルヘルス状況の把握・改善と、企業単位の包括的な施策が重要である。




人事委員会主催「退職金制度セミナー」
 東京三栄会 人事委員会主催 株式会社三井物産インシュアランスアンドコンサルティング、NPO法人 企業・団体支援日本FP協議会、三井住友海上火災保険(株)3社協賛による人事委員会セミナ−が2月23日(水)三井物産・本社ビル12階特別会議室に於いて開催されました。
今回は、「今や緊急の経営課題となった新しい退職金制度への総合的対応」をテ−マに3名の講師をお迎えし会員企業50社から計80人が参加する盛況振りで約3時間という長時間にも関わらず熱心に受講されていました。
 開催に当たり東京三栄会人事委員会委員長である(株)エニ−代表取締役社長安原哲様より開会の挨拶、(株)三井物産インシュアランスアンドコンサルティング取締役副社長内藤善治様より協賛会社を代表しての挨拶後セミナ−が開始されました。
 第1部としてNPO法人 企業・団体支援日本FP協議会 主席コンサルタント 秋山健一郎氏を講師に「会社を元気にする人事戦略と退職金制度」と題し、会社をより元気にするため経営・人事戦略構築の観点から人事制度・賃金制度・評価制度と退職金制度を解りやすく解説され、退職金の位置付けを明確にすることが人事の中では大切であると述べられました。
 第2部はNPO法人 企業・団体支援日本FP協議会 理事 八ツ井久嘉氏を講師に「何故、退職金制度の見直しが必要か?」と題し、企業経営・雇用を取り巻く環境の変化について説明され、退職一時金・厚生年金基金・適格退職年金それぞれが抱えている課題の解説があり、適格退職年金を含め退職金制度全体見直しの早期の対応検討を話され、「年金が会社を壊す」など、何故退職金制度が緊急の経営課題なのかを解りやすく解説されました。
 第3部としてNPO法人 企業・団体支援日本FP協議会 理事長 砂田昌次郎氏を講師に「退職金制度改革を成功するポイント!」と題し、第一ステップ「一般論」として退職金・企業年金について法律及び金融機関、経営者それぞれの見解説明、一般的な退職金制度及適格退職年金の問題点の解説。第二ステップ「企業年金制度(個別制度の説明)」として適格退職年金の概要及び厚生年金基金の問題点、確定給付企業年金と確定拠出年金、中小企業退職金共済制度等各種年金制度を比較のポイントの解説。第三ステップ「改革を成功させるポイント」は退職金制度改革が急がれる理由、制度の移行事例、適格退職年金からの制度移行、退職金・年金制度改革の目的、退職金制度見直しの考え方の解説。と以上三部構成によりポイントを示しながら話され、税制適格年金廃止への対応など公正・中立な立場から経営者と同じ目線で具体例をあげて解りやすく解説されました。最後に退職金は経営課題の時期、経営判断の基で是非改革を成功させて下さいと言うことで締めくくられました。



第十八回三栄会野球大会前夜祭−組み合わせ抽選会を開催!
 四月二十五日、三井物産本店地下一階多目的ホールにて、野球大会参加三十一チームの精鋭、協賛企業、ならびに関係者が集い、第十八回三栄会野球大会前夜祭が開催されました。
 前夜祭とはいえ、組み合わせ抽選が行われるとあって、場内は熱気ムンムン。
 冒頭、三栄会スポーツ交流委員会・藤松委員長、東京三栄会・増田会長から、「勝つことが目的でなく会員各社の懇親が第一」「スピーディーでハラハラドキドキの感動を与えるメジャーリーグのようなプレーをしてほしい」とのご挨拶がありました。続いて、三栄会・海老名副会長による乾杯のご発声、昨年度優勝チーム・日本ユニシスより、優勝旗ならびに優勝カップの返還がありました。また、今回ご協賛いただく潟Tッポロビール、且O井物産インシュアランス アンドコンサルティング、三国コカ・コーラボトリング鰍ゥらPRを兼ねたご歓談があり、場内の緊張を解きほぐしていました。
 その後、いよいよ抽選が行われ、組み合わせカードが決まるたびに場内のいたるところから様々な声が沸き起こっていました。
 昨年度の優勝チーム・日本ユニシスの栃原監督による中締めで前夜祭は幕を閉じ、参加者は大会に向け、闘志を胸に会場をあとにしました。
 第十八回三栄会野球大会は、今年からグラウンドをサンケイスポーツセンター(埼玉県三郷市)に試合会場を変え、五月十五日より開催されます。詳しくはホームページをご覧下さい。





ページのトップへ

お問い合せ(eメール) 会員ホームページアドレス サイトマップ 当サイトについて 三井物産のページ Copyright 2002 三栄会