第37回 東京三栄会野球大会開催 ~ギオン、三連覇!
今大会も埼玉県三郷市のサンケイスポーツセンターにて昨年と同じ14チーム参加で開幕しました。台風10号の影響で1週遅れての開幕です。残暑厳しい中、選手の安全面を考慮し、「交代自由」のルールを正式導入しています。
2024年10月12日(土)に大会最終日を迎え、決勝カードは準決勝で接戦を制したギオンと7年ぶりの決勝進出のアラマークユニフォームサービスジャパンの顔合わせです。
決勝戦は、ギオン先攻、アラマーク後攻です。アラマークは初回、5番木野内野手の左前適時打で1点先制したのもつかの間。ギオンは2回、幸運な3連続内野安打で満塁から9番田中内野手の左前適時打ですぐさま同点。その後も3本の長短打が飛び出してこの回一挙7点。続く3回も二宮投手の本塁打で2点追加し、勝負あったかと思われましたが、その裏アラマークも反撃開始。敵失にヒット、四球を絡めて4点をもぎ取り9-4と追い上げます。
試合の行方がわからなくなってきましたが、その後は両チームとも投手交代が奏功。両チーム無得点が続いた最終回、アラマークが無死1,2塁と攻め立てますが、ギオン・笹生投手の火消しで万事休す。
結局スコアは動かず9-4でギオンが勝利。ギオンは3年連続3回目の優勝です。おめでとうございます。
大会MVPは大量点の口火となった同点適時打のギオン・田中内野手、投手賞は2回をパーフェクト救援のアラマーク・大石投手、打撃賞は俊足好打が光ったギオン・若林外野手、守備賞は懸命なリードが心に刺さったアラマーク・石川捕手がそれぞれ受賞しました。
また、今大会では、一体感に優れ大会を盛り上げてくれたチームへの特別賞(スポーツ交流委員長賞)として三栄会のキャッチフレーズを冠した“いい仲間いい仕事”賞を復活。合併初年度ながらチームワークよく、準決勝では惜しくも0-1で王者ギオンをあと一歩まで追い詰めた三井物産流通グループが受賞しました。
決勝戦は秋晴れの心地よいコンディションの中、幸い大きな負傷者もなく無事大会を終了することができました。大会開催にご協力を頂いた参加会社の皆様をはじめ、協賛会社の皆様、三栄会事務局の皆様、世話人会の皆様並びに大会全日程にご臨席頂きました久松委員長に深く感謝申し上げます。
今大会はコロナが明けて3回目の大会開催でしたが、まだまだコロナ前の大会規模には戻っていません。来年度は1チームでも多く参加頂けるよう、世話人会も尽力してまいります。来年も是非お会いしましょう。
(東京三栄会スポーツ交流委員会 野球分科会 第37回大会世話人 JA三井リース株式会社 松澤 孝)