
2025年度「リーダーシップ研修」開催
2025年9月18日(木)~2025年9月19日(金)、大手町三井カンファレンスにて「リーダーシップ研修」が開催されました。
(講師:日本能率協会マネジメントセンター佐口 直史氏/受講者8社20名)
本研修は、中堅~部課長クラスのリーダー(部下を指導する立場にある方)を対象に、以下の4点を目的として開催いたしました。
①リーダーとしての役割を認識し、リーダーシップの理論と役割発揮のスキルを習得すること
②あらゆる関係者を巻き込み、動かすための理論と実践を学ぶこと
③リーダースタイル診断を通じて、自己の課題を理解すること
④職場のメンバーに応じた指導・育成の実践的スキルを身につけること
これからのリーダーに求められる役割やスキルを実践的に学ぶ内容であり、毎年ご好評をいただいているプログラムです。
研修は2日間にわたり実施され、初日はリーダーとしての視点を養うことを目的に、経営環境の変化やパラダイムシフト、リーダーシップスタイル、動機付け理論などを学びました。午後は自己診断を通じて自身のリーダースタイルを把握し、ティーチングとコーチングの使い分けなど、実践的なスキル習得に重点を置いた構成となっておりました。
2日目は、前日の振り返りから始まり、積極的傾聴やコーチングスキルの実習を通じて、職場におけるコミュニケーション力の向上を図りました。さらに、育成力を高めるための賞賛法・叱責法、時間管理、アクションプラン策定など、実務に直結するスキルを実践的に学ぶ内容となっておりました。
1日目終了後には、講師の佐口先生を含む14名が参加する懇親会を開催いたしました。研修内容に加え、職場での課題や悩み、プライベートに関する話題も交わされ、活発な交流の場となりました。
受講者アンケートでは、
「人によって物事の見え方が異なること、相手の状況やスキルに応じた指導の重要性を改めて学べた」
「部下育成や自己啓発に注力することが、自身の業務に良い成果をもたらすと実感した」
「漠然としていた『リーダーシップ』という言葉が、理論と実習を通じて明確になり、自身のスタイルや癖にも気づくことができた」
といった声が寄せられ、「早速実践に活かしていきたい」との声も多く見受けられました。
今後も三栄会では、「リーダーシップ研修」に限らず、さまざまな研修を企画・開催してまいります。受講者の学びと他社とのネットワーク構築の機会として、引き続き皆様のご参加をお待ちしております。



(立会委員 三井物産スチール㈱ 國分 輝幸
エームサービス㈱森 千純)